香港 2002
原題 :
監督 : アンドリュー・ラウ、アラン・マック
出演 : トニー・レオン、アンディ・ラウ 他
評価 : 4
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インファナル・アフェア オフィシャルサイト
INFERNAL AFFAIR = 地獄の事
私が映画を観るときは、その作品について全く情報を持たずに観る場合が多いので、たまにストーリーの導入部分で人間関係を把握できずに進んでしまうことがあります。その為、(劇場では無理ですが)DVDなどで観賞する場合は、すべてを観終わった後に最初の約15分ぐらいを観直すことがあるのですが、このインファナル・アフェアも導入部分に気になることが多すぎて集中できなかったので観直してしまいました。しかし観直して大正解です。なぜなら、この作品はあらゆるシーンに、その後の展開に影響を与えるような伏線――すぐに気付くものから本当に注意深く観ていないと気付かないものまで――が張ってあるのですが、そんな伏線となるシーンが導入部分からいくつも出てきているからです。
ストーリーも潜入捜査官とマフィアが送り込んだ刑事という不可解な対立関係や警視対マフィアのボスの関係などかなり斬新な設定だと思いました。{マフィアが警察にスパイを送り込むなんていうことが現実にあるのでしょうか!?賄賂などを渡して情報を得るというものではなく、マフィアの一員(チンピラ)が警察学校に入校してしまうというようなもの。ちょっとだけオ*ム事件が頭をよぎりました…。}
トニー・レオンの少し疲れたような哀愁漂う演技もすばらしいですし、もう一度観ようと思える作品です。しかし、少し残念だなと思うことは、緊迫したシーンがそのように見えないこと。なぜなのかよくわかりませんが、たぶん映像手法に問題ありのような感じが…。DVDの特典映像のTVスポットの方がよっぽど緊迫感が出ていたように思います。
最近まで、あまりアジア映画は観なかったのですが、ここのところの中国(香港)映画は本当にすごいなと感じます。HEROや少林サッカーのCG技術的な部分や今回のインファナル・アフェアのストーリーのすばらしさ――もちろんHEROのストーリーもすばらしいですが、インファナル・アフェアは絶対近いうちにもう一度観ます。インファナル・アフェア 2、3は劇場で観ます…、たぶん。