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2004年09月 アーカイブ

2004年09月04日

バイオハザード

バイオハザードアメリカ 2001
原題 : RESIDENT EVIL
監督 : ポール・W・S・アンダーソン
出演 : ミラ・ジョヴォヴィッチ、ミシェル・ロドリゲス
評価 : 2

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RESIDENT EVIL = 邪悪な居住者

 バイオハザードⅡ アポカリプスの公開を控え主演のミラ・ジョヴォヴィッチが来日したりと、世間はにわかにバイオハザードづいていますが、私も思わずつられて本日放送された1作目をTVで観てしまいました、…しかし面白くないですね。

 "咬まれたり、ひっかかれたりした人が次々とゾンビになってゆく…"とか"施設内すべてがコンピュータ管理され、その巨大なコンピュータを人間がうまく制御できなくなり…"なんて映画は今まで何度も何度も観たことあるので全く新鮮味がありませんでした。
 観ている間ずっと、シガニー・ウィーバー主演のエイリアンシリーズともうひとつなにかに似ていると思っていたのですが、イライジャ・ウッドが出演しているパラサイトと非常に酷似しています。


 それと邦訳について(英語がわからないのであまり言える立場ではないですが)、メインコンピュータ(レッド・クイーン)の扉の暗証番号を解除したときに"ビンゴ"と言わずに"チェックメイト"と言うシーンがあるのですが、はっきり言ってこの部分のシャレをどれだけの人が理解できているのでしょうか?まぁわかる人にわかれば良いのでしょうが、もう一言ぐらい説明がないとチェスに詳しくない日本人にはわからないでしょ!?
 もうひとつ、こちらはわりと重要な言葉で、序盤に何度も登場する"ハイブ"という言葉――正確には"ハイヴ"という表記のほうが正しいのかもしれませんが、この言葉はあまり一般的だとは思わないのですが、私だけでしょうか!?どの部分を指してそう読んでいるのかはわかりましたが、"背部?"、"廃部?"と言葉の意味はわからないまま進んでしまいました。"hive"とはミツバチの巣箱という意味で、作中ではまさにミツバチの巣箱のような地下秘密研究所を指していましたが、この言葉を知っていないとなんと言っているのかさえわかりません。


 いつものように内容にはほとんど触れていませんがもうひとつ疑問に思ったので…。この作品はゲームの映画化ということは周知の事実で、日本ではゲームタイトルも映画タイトルも同じバイオハザードです。しかしなぜか原題は"RESIDENT EVIL"(邪悪な居住者?)と邦題とは違うタイトルなので、なぜわざわざタイトルを変えたのだろう?と思っていたら、アメリカではゲームのタイトルも"バイオハザード"ではなく"RESIDENT EVIL"なんですね…。



他の出演者 : エリック・メビウス、ジェームズ・ビュアフォイ、コリン・サーモン

2004年09月19日

ホテル・ビーナス

ホテル ビーナス日本 2004
原題 : THE HOTEL VENUS
監督 : タカハタ秀太
出演 : 草彅(くさなぎ)剛、中谷美紀
評価 : 2

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ホテル・ビーナス オフィシャルサイト
THE HOTEL VENUS = ビーナスホテル、舞台となるホテル

 なぜ、モノクロ?
 なぜ、韓国語?
 なぜ、字幕が中央ではなく右や左に出る?

 モノクロ映画は観づらいです…。今まで何度かモノクロ映画に挑戦したのですがすべて作品の途中で断念!!特に現代の作品は、世の中にあふれかえっているさまざまな色の濃淡が微妙すぎて、背景にある "物" を正しく認識しづらいです。明るいシーンでは、突然まぶしいぐらいに白くなったり、暗いシーンでは黒つぶれしているように見えたりと、慣れるまで大変でした。(PCの液晶で観たため輝度が低いだけなのかもしれませんが…。)もちろんモノクロならではの美しい映像もたくさんあるけど…。
 しかし、この "モノクロ" というところにこの作品のポイントがあり、最後まで鑑賞すると "モノクロ" で作った意図が必然的にわかってきます。色の付いていない世界である必要性というか…。


 "なぜ?" と思うようなことはたくさんあったのですが、全編韓国語というのもイマイチ理解できません。静かでどんよりとした印象(モノクロ映像と同じ理由)を出したいのであれば、日本語でも十分出せると思うので――というか草彅(くさなぎ)さん自身がまさにそんなイメージの役者なので――とりあえず "チョナン・カン" が主役なのでという風に単純に理解するしかないです。

 もうひとつ韓国語の部分と関係があるのですが、この作品は普通の会話部分の字幕は通常の字幕同様スクリーンの真ん中に表示され、チョナンの心の言葉はスクリーンの右だったり左だったりします(気付くのに少し時間がかかりましたが…)。ここも結構特徴的で、監督の意向が大いに反映されている部分なのだろうなと感じました。真実はわかりませんが、配給会社が付けた字幕ではないような…。通常外国(作中の言語が理解できない国)で放映されるから字幕を付けるのですが、この作品の場合日本人が作って日本で公開している外国語の作品なので、細かい指示が出ているように感じました。


 作品自体の感想は、"ビーナスの背中を見せてくれ" の一言から一気に作品に引き込まれてゆくのですが、その後は思ったほど謎めいたこともなく淡々と進んでゆき、最後は……といった感じでしょうか!?まあ、よくわかりませんがそれなりに楽しめました。


 文中で "韓国語" という表記がありますが、 "朝鮮語" 、 "ハングル" 、 "ハングル語" と "韓国語" で、どれが適当かと考えていて、私自身は "ハングル語" かなと思っていたのですが "Wikipedia: ハングル" によると "ハングル語" は間違いということなので "韓国語" に統一しました。"朝鮮語"が最適な感じもしますが判断しかねたので…。



他の出演者 : 香川照之、市村正親、パク・ジョンウ、コ・ドヒ、チョ・ウンジ、イ・ジュンギ、伊武雅刀、松尾貴史、勝村政信、田中要次、つんく♂

2004年09月24日

インファナル・アフェア

インファナル・アフェア 限定デラックス DVD-BOX香港 2002
原題 :
監督 : アンドリュー・ラウ、アラン・マック
出演 : トニー・レオン、アンディ・ラウ
評価 : 4

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インファナル・アフェア オフィシャルサイト
INFERNAL AFFAIR = 地獄の事

 私が映画を観るときは、その作品について全く情報を持たずに観る場合が多いので、たまにストーリーの導入部分で人間関係を把握できずに進んでしまうことがあります。その為、(劇場では無理ですが)DVDなどで観賞する場合は、すべてを観終わった後に最初の約15分ぐらいを観直すことがあるのですが、このインファナル・アフェアも導入部分に気になることが多すぎて集中できなかったので観直してしまいました。しかし観直して大正解です。なぜなら、この作品はあらゆるシーンに、その後の展開に影響を与えるような伏線――すぐに気付くものから本当に注意深く観ていないと気付かないものまで――が張ってあるのですが、そんな伏線となるシーンが導入部分からいくつも出てきているからです。

 ストーリーも潜入捜査官とマフィアが送り込んだ刑事という不可解な対立関係や警視対マフィアのボスの関係などかなり斬新な設定だと思いました。{マフィアが警察にスパイを送り込むなんていうことが現実にあるのでしょうか!?賄賂などを渡して情報を得るというものではなく、マフィアの一員(チンピラ)が警察学校に入校してしまうというようなもの。ちょっとだけオ*ム事件が頭をよぎりました…。}

 トニー・レオンの少し疲れたような哀愁漂う演技もすばらしいですし、もう一度観ようと思える作品です。しかし、少し残念だなと思うことは、緊迫したシーンがそのように見えないこと。なぜなのかよくわかりませんが、たぶん映像手法に問題ありのような感じが…。DVDの特典映像のTVスポットの方がよっぽど緊迫感が出ていたように思います。


 最近まで、あまりアジア映画は観なかったのですが、ここのところの中国(香港)映画は本当にすごいなと感じます。HERO少林サッカーのCG技術的な部分や今回のインファナル・アフェアのストーリーのすばらしさ――もちろんHEROのストーリーもすばらしいですが、インファナル・アフェアは絶対近いうちにもう一度観ます。インファナル・アフェア 2、3は劇場で観ます…、たぶん。



他の出演者 : ケリー・チャン、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、エディソン チャン

2004年09月25日

LOVERS - 謀 -

lovers.jpg中国 2004
原題 : 十面埋伏
監督 : チャン・イーモウ
出演 : 金城武、チャン・ツィイー
評価 : 4

LOVERS オフィシャルサイト
謀 = [読み]はかりごと、[意味]たくらみ
十面埋伏 = 四方に兵を忍ばせ包囲する戦術

 劇場にトロイを観に行った5月ごろに、初めてこのLOVERSの劇場用スポットを見たと記憶しているのですが、その時はトロイが面白くなかっただけにLOVERSという作品がとても気になりました。しかし、日が経つにつれ "やっぱりHEROを超える作品ではないな" などと考えていて、いざ劇場公開してもなかなか観に行きませんでしたが、今日このLOEVERを観に行って本当に "チャン・イーモウはすばらしい" と感じました。
  "初恋の来た道" はなんとも馴染めず最初の5分で観るのを止めてしまった私が言うのもなんですが、HEROもLOVERSもストーリー、撮影技術、音響、色彩のどれもとてもクオリティが高いと感じます。紅ナニガシや恋愛ナニガシシリーズをすべて観てしまおうかと思いました。

 とくに色彩についてはHERO以前から定評のある監督らしいのですが、HEROのレビューを書いたときにあえてそのあたりは書きませんでした。――美しいとは思いましたが、天邪鬼な私はあまりにも皆が騒ぎすぎていたのであえて避けました――HEROの露骨な色の使い方とは違いこのLOVERSはとても自然にたくさんの色を美しく使っていたのでとても良かったです。

 もうひとつこの作品で絶対にはずせない話としてアクションシーンの話があります。このなんともいえない独特の撮影手法&殺陣で描かれたアクションシーンは必見で、竹林での格闘シーンはスピード感、緊迫感があり圧巻です。


 LOVERS外伝 もうひとつの"愛"の軌跡というメイキングDVDがすでに発売されているようですが、こちらも見ようと思いました。



他の出演者 : アンディ・ラウ

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